まろやかさと胡麻の多さがクセになるドレッシング
初めて食べたときは普通のゴマドレと思いますが、徐々に病みつきになるトロっとしてコクがあるドレッシング。
すり胡麻と練り胡麻をブレンドし、風味豊かに仕上げました。
卵黄を加えることで、濃厚な味わいに仕上げています。
また、しいたけを使用することにより、一般的なごまドレッシングよりも出汁を感じられる風味をプラスしました。
一味違うごまドレッシングをお楽しみいただけます。
野菜はもちろん、豆腐や蒸し鶏などとも相性ぴったり。
和風だけでなくバンバンジーなどの中華料理にもおすすめです。
【2021.11月 月刊 健友館】
アレルギーの方から絶大なる人気のあった白菊しょうゆ。
その醤油は島根県にある大正屋醤油店が作っている『お米から造った 純米しょうゆ』が継承してくれた。
この純米しょうゆを当店が取り扱い始めたのが2020年8月でコロナウイルスが始まったばかりの時だった。
扱うときは是非とも蔵元に訪ねたいところだったが、移動が制限されている中、それは叶わなかった。
オリンピックも終え、コロナの状況も少し落ち着きを取り戻していた時に営業部長の森山さんが当店に突然やってきた。
商品にはいつも会っているがそれを作っている会社さんにお会いするのは初めてで正直うれしい。
やっと会えたということに話が進む中、紹介されたのが『まろやかごまドレッシング/280ml』。
「うちはドレッシングがあんまり出ないから扱わないと思いますよ。」と言いながらサンプルをいただいた。
正直、本当に扱う気はなかった。
せっかく頂いたんでと、夕飯時にサラダがあるときに使ってみると「あれっ旨いぞ。」卵を混ぜているようなトロミと絶妙な甘み。
それに胡麻がこれでもかと言うぐらい多い。
大きなカツオをもらって刺身では食べ飽きたのでカルパッチョにしてみようと準備をしていると妻から
「カルパッチョは普通、塩とオリーブオイルとレモンを使うんだよ。変なカルパッチョ。」
と軽く小馬鹿にされながらサラダにカツオを乗せ『まろやかごまドレッシング』をぶっかける。
これがまた旨い!ビールのアテにと考えていたのが、あっという間にこの変なカルパッチョだけを完食。カツオが旨いのは当たり前だがこのゴマドレが絶妙に美味しさをアシストしてくれる。
あ〜これを書いている間もまた食べたくなってきた。
美味しいごまドレッシングなので家族も共に消費し、あっという間に1本使い切ってしまった。
純米しょうゆの注文時にまろやかごまドレッシングの話をしてみると、
やはり胡麻と練りゴマは一般的な胡麻ドレッシングと言われるものでは多く使っているそうだ。
開発したのは大正醤油店の専務で
「一番搾り菜種油、天然醸造醤油、静置発酵純米酢、てんさい糖、ねり胡麻、すり胡麻などを使用し、まろやかな味わいに仕上げました。サラダやお豆腐、お肉など何にでも相性抜群のごまドレです。
「他にはない乾燥しいたけの粉末を使用」
ご縁でつながった、鳥取県産の原木の燥しいたけを使用することにより、一般的なごまドレッシングよりも出汁を感じられる風味をプラスしました。一味違うごまドレッシングをお楽しみいただけます。」
という事だ。
扱う気は無かったが、この美味しさは販売してみたい。
たくさんは販売できないがどうにか扱えないかと打診してみると少量でも『純米しょうゆ』と同梱して送ってもらえるようになった。
これで使い切ってガックリすることは無くなった。
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